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4月 13

『SIASスノークラブ猫魔ツアー!』

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昨日の猫魔は素晴らしい天気に恵まれました!

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檜原湖にはまだ雪が!今年の裏磐梯もスキーが豊富ですね♪

ようこそ!! COMPE 104 おやじのブログへ。

今回のキャンプで集まって頂いたスキー熱が収まらない方々は、

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ゲストが9人、クラブ員9人、計18人です。

エキスパート笹川班、上級者安田班、1.2級受検市村班にグループ分けしてレッスンスタート!

我が1.2級受検班は、

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上達意欲が絶えない6人の熱いスキーヤーです。

午前中は大回りのレッスンです。

ポイント:外スキーを重く踏めるには?!

外スキーを踏める条件は2つ、

①上体を外スキーの上に重心移動する

②外脚を伸展して外力に対して働き掛ける

(1)上体の作り方と理解

1)斜滑降で滑る

①上体と腰の向きを作る

・外スキーの上にシフト(谷への重心移動)するとエッジが緩む

・山スキーをブーツ半分前に出し前後差をつける

・前後差を付けた分、腰と肩は幾分下向きになる

・腰と肩の向き方向、外スキーが重い状態で滑る

結果:山回りで思い舵取りが可能になり安定したエッジングと仕上げができる。

2)横滑りで滑る

①1)で作った上体より頭半分谷側に重心移動する

②エッジが外れ真下方面に横滑り

3)肩のラインを平行に

①舵取り中の肩のラインを平行にすることで重い外スキーが出来る

4)目線

①基本的には切り替えで目線はスキーの進行方向で外スキーの捉えは早くなる

結果:外スキーを重い状態をキープするには、

谷への重心移動と肩のライン、目線が重要でありことを理解

*ターン中に生じる外力(遠心力が)が生じ、

バランスを得るために結果として内頃角のシルエットが現れることを理解できた。

(2)外脚は外力に対して働き掛ける

1)外脚主体で重く滑る

①谷回りから切り替え直前まで内脚を持ち上げて滑る

・内脚足首を緊張(指先を上げる)することで外脚足首も連動し、バランスが良くなる

②内脚は体の支え的に使う(外9:内1バランス)

結果:外力に対してバランスを取るには、

常に脚を伸ばす力が必要、重い外スキーと安定した滑走が可能になる。

ロングターンの舵取りでは、

基本的には外脚は外力に対してバランスを取るための伸展(脚を伸ばす)運動

内脚は内頃角が生じた分の屈曲(脚が曲がる)運動が必要となる。

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午後はコブのレッスンです。

1.2級レベルではどうしても苦手意識が出やすいコブ滑走!

ポイント:逆捻り

1)ストックを意識して

①ストックを付く方向に意識(目線)すると、外方向(外スキーの上)に重心移動しやすくなる

②付く方向はスキーに対して垂直方向

③付くタイミングはなるべく遅く

2)山手を意識して

①山手を谷方向に突き出すことで肩の向きは谷へ

②突き出すことで捩じられることを感じる

3)ダブルストック

①整地でダブルストックショートターン

②スキーに対して直角に位置、もしくは後ろに

4)捻り

①膝中心の捻り小回り(尻はブロック、動かさない)

②横滑り

③急停止

結果:逆捻りを習得できたことで、3ターンから5ターン、7ターンから9ターンと滑れるようになった。

上体が回らない逆捻りがコブを滑る大きなエッセンスに成るに違いないことを理解できた

一日中天気に恵まれた猫魔キャンプでした。

今回も指導する環境の中で、自分自身も新たな発見で勉強させられることなかり、

指導者としての喜びを感じた貴重な1日でした。

残り少ないシーズンですが、

『スキーは春に上手くなる』という格言がある通り、

これからの重く荒れた雪質を攻略できることで、

来シーズンに繋がる基礎ができると思いますので、頑張って滑りましょう♪

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ゲレンデでには技術選手権3連覇の偉業を成し遂げた佐藤麻子選手が!

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4.5月のキャンプの依頼をしてみましたが、スケジュールがビッシリで駄目でした!

また、A検でお世話に成った阿久津先生や

前技術選チャンピオンの兼子佳代選手もいらっしゃいましたよ!

SIASスノークラブの次回開催は、

5月2日(土)月山バックカントリー渡部浩司プロデュース

5月3日(日)月山コブコブフリーキャンプです。

今年の月山バックカントリーは雪が少なめの様です(浩司君情報)。

ちょっと気がかりですね?!

では皆さん、

『春スキー楽しみましょうね♪』

結果:上体は斜度に対して垂直近い

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