«

»

10月 16

『1級合格を目指せ、上達を妨げる勘違いを直せ!!第3回、大回り編(内膝使いは勘違い!?)』

今朝は今シーズン一番の冷え込みで!

手先が悴んで手袋の欲しい朝でしたね、でもプチ嬉しい🎶

ウォーキング途中、いつものラスカ総合運動公園でストレッチ30分

気持ちはスッキリ何ですが天気は晴れませんね?!

ここの所、日光連山や浅間山を見ることが出来ません( 一一)

今日のウォーキングはちょっとスピード頑張りましたよ🎶

1km当たりのペースがすべて9分台、時速6.3km

これで10kmウォークできたら軽いジョギングと同じになりますね。

膝痛い自分にとっては最適かな?!

ようこそ!! COMPE 104 おやじのブログヘ。

1級受検のレベルの皆さんにとっては?

上級・エキスパートスキーヤーの滑り方や体の使い方が、

逆効果に反映される場合は少なくはありません。

チョッとしたものの見方や考え方を変える理解をするだけで、

1級合格するための運動の組み立てが変わってくると確信しています。

自分自身の1級受検頃の体験談も交えながらご紹介します。

1級合格を目指せ、上達を妨げる勘違いを直せ!』というタイトルで、

今日は3回目、『大回り編(内膝使いは勘違い!?)』です。

上級・エキスパートスキーは、外スキーと内スキーを同調させ両脚を平行に滑っているのを見かけます。

強い傾きと合わせて両脚平行は憧れる滑りですよね!

自分が1級取れない頃は、外足の膝が内側に入るくの字シルエットの為、

内脚が使えないX脚で見た目も凄く悪かったですね( ;∀;)

滑る形だけに捉われた自分は?

どうにか平行にならないものかと内脚の居場所や膝の位置を気を付けて滑った。

とにかく拘ったのが内膝に位置、もっと外側にそしてもっと外側に!

そうすると、スタンスは広がり膝が割れるガニ股スタイルになったことで色んな弊害が生じた。

内脚を使ってるようで内スキーに重みが乗らず、更に内スキーが引っかかって転倒する有様!

また、内スキーをリフト気味にしか滑れなくなった!

1級に届かないレベルでは然程内脚に執着しなくても良いのかな?と悩んだ頃を思いだす。

ではどうして上級・エキスパートは同調させ両脚を平行に滑っているのでしょうか?

内脚と外脚は同調していますが、運動の内容は全く別と考えています。

外脚(外スキー)は外力が生じその外力とバランスを取るために荷重をしています。

内脚(内スキー)は外力は然程発生せず、自分自身の重み自重でエッジングしています。

外スキーのエッジングと内スキーのエッジングでは質が違う事をまず理解してください。

外脚は外力で脚が傾きますが、当然内脚は股関節から繋がったいますので、

何も意識しなくてもナチュラルに傾きます。

但、ナチュラル(意識しない)では誰でもX脚が生じててしまいます。

そこで上級者・エキスパートスキーヤーの運動に秘訣が有るのです。

それは、足首を緊張し外脚との前後差が少ない状況の中で運動する足裏(親指)にあります

内脚の足裏(親指)を外反(親指を反り上げる)をすると膝頭は外側に動くはずです。

小さいころから滑っているエキスパートスキーヤー達は

この外反の運動はオートマチック(無意識)に運動しているので意識はしていません。

だいぶ前の話になりますが丸山貴雄ナショナルデモにこんな質問したことが有ります。

自分『舵取り中、足裏を使っていますか?』

貴雄さん『足裏ですか、全く意識してませんよ!』

自分『じゃすみませんが、ここ床の上で舵取りのデモンストレーションして貰って良いですか?』

貴雄さんの足首足裏は?

内足首はくの字で緊張し親指は反り上がった足裏外反足!

外足の足首は幾分伸びて、親指が床に押さえつけ小指が反り上がる内反足でした!

トップデモ達、エキスパートスキーヤーは無意識で足裏を使っていることが証明した瞬間でした!!

外スキーと内スキーを同調させ両脚を平行に滑る具体的な運動は?

例えば右ターンの場合、

ナチュラルな右ターン舵取りのポジションから、右足親指を反り上げてみてください。

内脚の右膝は右に動き、外脚と同調する傾きになるはずです。

同じく左ターンも試してみてください。

では1級受検レベルでは内足の足裏を動かす外反は必要なのか?

外スキーと内スキーが傾きの同調しなければ1級合格はしない訳ではありませんが、

傾きの同調は好印象にもつながりますので習得したいポイントになりますね🎶☆

1級受検レベルでの両脚の同調、内膝の使い方はどう習得すればいいのか?

まず、素足で床や畳の上に肩幅の中間ポジションで立った状態から足裏外反の運動をします。

外足裏は意識せず、内足の親指を中心に反り上げてみると内足方向に傾くと思います。

この運動が、傾きの導入でエッジングの始まりです。

片方が出来たら、交互に内足裏の外反運動を連続で試してください。

どうでしょう、なんか滑ってる感じになりませんか?

ここで理解したいことは、

膝は自ら動かすものではなく、足裏の親指を外反することで動かされる事が分かると思います。

この運動が無意識に出来ると内脚は使えるようになります。

注意したいことは、

何事もやり過ぎは禁物です。

やり過ぎると膝頭が内脚軸線から外れて逆エッジやエッジが引っかかって転倒するかも?!

また、内脚(内スキー)に自重することが出来なくなります。

内足裏(親指)外反させながら外脚に同調させる練習方法は?

とりあえず、緩斜面でレールターンから導入してください。

外スキーは荷重(伸ばす意識だが伸びないバランス)、内スキーは自重の意識で、

内足裏(親指)外反させながら舵取りしてください。

肩の水平ラインはキープですよ!

両スキーは平行に、両脚も同調、荷重バランスは外6、内4で外スキーのエッジングが重く

スピードや斜度が上がれば、このバランスは7対3、8対2、9対1と変化してきます。

内膝使いは勘違い!?

外脚に同調させるのには足裏の外反からということは理解出来ましたでしょうか?

それと、親指の外反運動で内足首の緊張も出来、前後差が少なくなりますよ(^^♪

外足首はスキーが回り込んでくるので意識は然程要りませんが

内足首の緊張は絶対なんです。

外脚はスキーに合わせた運動がナチュラルに(全くではないですが)、

内脚は自ら意識で運動は組み立てられるんです。

どれだけ内脚の運動が重要かが分かって頂けると思いますが、

膝は使うものではなく、使われるものだと理解して欲しいですね(*^^*)

少しづつ、意識を変えてシーズンを迎えて頂ければ幸いです。

次回は第4回大回り編(フォールライン目線は良し悪し)です。

お楽しみに(‘ω’)ノ