今朝は冷え込みましたね!
何時もの様に早起きして朝トレに、
桜の葉もすっかり落葉して、様子はすっきり秋ですね🎶
セイタカアワダチソウの花が満開で鼻がクシュクシュ、1ヶ月は悩まされます( ;∀;)
6km程早歩きして
何時ものところでストレッチ30分、良い汗かきました( ゚Д゚)
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ようこそ!! COMPE 104 おやじのブログヘ。
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1級受検のレベルの皆さんにとっては?
上級・エキスパートスキーヤーの滑り方や体の使い方が、
逆効果に反映される場合は少なくはありません。
チョッとしたものの見方や考え方を変える理解をするだけで、
1級合格するための運動の組み立てが変わってくると確信しています。
自分自身の1級受検頃の体験談も交えながらご紹介します。
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『1級合格を目指せ、上達を妨げる勘違いを直せ!』というタイトルで、
今日は2回目、『大回り編(走らせる早い切り替えは大失敗!?)』です。
特に朝一の整地されたバーンで見かける光景です。
ロングターンの切り替えで『シューッと』スキーが動き
早い切り替えで滑ってる上級・エキスパートスキーヤーを見かけます。
自分も1級受検の36.7歳の頃は凄く羨ましくも思っていました。
『何であんなにスキーが走るんだろう?』『なんであんなに早く切り替わるんだろう?』と??
滑る形だけに捉われた自分は?
・早く切り替えると谷周りで外スキーが捉えられない
・両足がすっぽ抜けて転倒して脳震盪を起こしたことを思い出す。
・テールを動かして谷周りが無い滑りに
・上体と下半身がバラバラで、スキーの動きに同調できない
・スキーが動かせないために上体が伸び上がってしまう
・等々多々ありました( 一一)
走らせる早い切り替えは1級受検レベルでは弊害に繋がってしまった事を覚えている( ;∀;)
ではどうして上級・エキスパートは走らせる早い切り替えられるのでしょうか?
一番の運動は、切り替えの準備をするために上体を谷への重心移動から
外足荷重と外力により外スキーの撓みを利用して次の内足に繋げることと、
両スキーは進行方向に対して外に方向に移動し、体は進行方向に対して内側に移動する切り替え、
すなわち、スキーの動きに対して下肢を動かすアンダークロスの切り替えの結果、
走らせる早い切り替えが可能になる訳です。
それと、アンダークロスで気を付けていることは、外スキーに溜まった圧を開放するときの外足裏を
外反足(小指を上げる)から内反足(親指を上げる)に動かし、内足裏は内反足から外反足に動かします。
外足~内足を主体的に動かす内脚主導と内足~外足は同調させる意識です。
また、上体が上抜け(山に残らない様)エッジが変わってから次の外脚は伸展し、
外足から内足になる谷周りの始動期は、内スキー外エッジを外足にぶつける意識も有ります。
走らせる早い切り替えの運動は?
上体の重心移動(切り替えの準備と外足荷重)と内足主導(外足から内足を意識)
この運動からスキーに溜まった圧を次の谷周りに繋げたことの結果です。
時には色気を出してもっと走らせようとして外エッジを外すことも有るんですけどね( 一一)
今シーズンは、走らせる早い切り替えからスムーズで早い捉えを意識した滑りを目指しています。
では1級受検レベルでは走らせる早い切り替えは必要なのか?
1級受検レベルでは走らせる早い切り替えは望んではいません。
スムーズかつ外スキーを早く捉えることが出来る切り替えがポイントでしょう!
1級受検レベルの切り替えはどういう運動なのか?
基本的には両スキーが同調して切り替えられること、踏み替えが見えると駄目ですね!
両スキーが進行方向に対して外へ『ス~ッと』抜けるような切り替えが理想です。
常に下肢とスキーが動き続ける切り替えです。
注意したいことは、
エッジが切り替わる前に次の外スキーを踏んでしまうとシュテム操作に見えるのでこれも×です。
それと、内傾角の時にも話しましたが、肩や腕は水平を意識続けることで
外スキーは仕上げやすく、谷周りで捉え易くなります。
走らせる早い切り替えは1級を取得してからでも遅くはありません。
しっかり外スキーを踏みながら同調して切り替えることが大きなポイントとなります。
外スキーを踏みながら同調して切り替える練習方法は?
・切替をイメージして横滑りし、上体と外スキーの位置関係を確認してください。
・斜滑降からエッジを切り替えて同調を意識した谷周り(左右交互)
・最初は中斜面(15度前後)で同調できるまでLesson
・20度前後で、スムーズで同調して切り替えを目指しましょう。
走らせる早い切り替えは上達の弊害に繋がることは理解出来ましたでしょうか?
少しづつ、意識を変えてシーズンを迎えて頂ければ幸いです。
次回は第3回大回り編(内膝使いは勘違い)です。
お楽しみに(‘ω’)ノ