どんよりとした朝!
朝トレウォーク(4:54–6:29)84日目の実績は
1km:平均9.20秒 スピード:平均時速6.4km 歩数:12,632
湿度が高くて汗がだらだら💦💦💦でシンドカッた~(*´з`)
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ようこそ!! COMPE 104 おやじのブログへ。
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2022-23シーズンに向けて、身体と心で理解して上達に繋がるために
「オフトレブログレッスン」と題しシリーズにて語らせて頂きます。
第11回は『スキーの運動は雪面の近い所から動かす意識』が重要です。
1)自分は実はこんな感じで思っています。
①低速で滑っているときは7割の意識をブーツ内の足の動きを意識して
プルークボーゲンや横滑り等の低速の滑走は、
足裏や足首の前傾を意識し、前後の荷重バランスを意識し、
ブーツ内の運動に連動して股関節や上体が運動すると考えています。
②中速で滑っているときは5割の意識をブーツ内の足の動きを意識して
幾分スピードが上がってくると、角付けやエッジングの強さに反応するため、
脚の伸縮や外力とのバランスをキープするために内傾角を意識するために、
ブーツ内の意識は下がるものの5割は意識しています。
③高速で滑っているときはブーツ内の足の動きはオートマチックで動けるように
ハイスピードや大会などではプレターン以外はブーツ内の意識はしていません。
動かさない訳ではなく、低速や中速域での重ねる練習でオートマチックに動けるようにしています。
高速域では、外力から得られる回転力やハイスピードに対応するため、
両脚の一対運動(外脚:伸展、内脚の屈曲)からの高低差や
切り替えを意識したアンギュレーションなどを意識し高速に対応しています。
ここで皆さんと一緒に
「低速や中速内でのブーツ内の足の意識」を考えたいと思います。
2)ブーツ内の足の意識が重要です
①足首の緊張(ブロッキング)
・フラットに立った状態から指先を反上げる感覚にすると、足首が曲がる
*曲がった角度はブーツのタングの脛が密着した状態
・すると、前脛骨筋(スネ筋)が使われ(つっ張る)前傾角が保持出来、ポジションがキープできる
②①の状態で歩行(脛筋を緩ませないで)
・踏み出した足は谷周りの捉えに必要な外足首の意識で、
谷周りでくの字を保持することで重心が前へ移動出来、より捉えが早くなる
*外脚の伸展で足首が緩むと上体は後ろへ、捉えが遅くなるか捉えられない
・後ろ足は山周りでくの字が強くなった外足首、
この局面はスキーが回り込んで切るタイミングなので、
足首はその理由からくの字が強くなるが意識はして欲しい
③ターン始動で素早いエッジングの捉えを可能にする内反外反足運動(脛筋を緩ませないで)
・フラットに立った状態から右ターンをイメージしてください
・最初に意識するのは右内足の親指を反上げ小指側で踏む(外エッジング)
内反足運動、外踝をシェルに押し付ける感覚
・右内足に連動して左外足の小指を反上げ親指側で踏む(内エッジング)
外反足運動、内踝をシェルに押し付ける感覚
*同時に外足大腿四頭筋を内側に捻る
・主体は内足で従動は外足に意識すると、両脚が同調して脛の傾きが同じになる
・半面、主体を外足で従動は内足に意識すると、外から動くためX脚が現れ踏み替え運動になる
・左ターンも同じ要領で
・右ターン左ターン交互に連続で運動すると膝が勝手に動かされる、
「これが膝が動く、膝が使われる」という事です
④③の内反外反足運動に合わせて大腿四頭筋の回旋運動
・右内足の親指を反上げ小指側で踏む内反足運動に合わせて、内脚大腿四頭筋を外側に捻る
*意識出来ない場合は補助的に右手で添えて力を加える
・左外足の小指を反上げ親指側で踏む外反足運動に合わせて、外脚大腿四頭筋を内側に捻る
*意識出来ない場合は補助的に右手で添えて力を加える(両手を添えて力を加える)
・左ターンも同じ要領で
・右ターン左ターン交互に連続で運動すると膝がもっと勝手に動かされる
「これが正しく膝が動く、膝が勝手に使われる」という事、
膝は使うのではなく使われることを理解できるのです。
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ブーツ内3つ運動
「足首の緊張」「脛筋を緩ませない」「内反外反足運動」が基本運動で、
「大腿四頭筋の回旋運動」が連動することで
早いエッジングの捉え、外力に対応できる強いエッジング
スピード落下に対応できる的確なポジショニングが可能になります。
雪面に一番近い足裏やブーツ内の意識を高めて上達に繋げてて頂きたいと思います。
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最終回は「スキーと一緒に滑り降りる事で性能を引き出せる!」
お楽しみに(‘ω’)ノ