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7月 11

『オフトレブログレッスン:第11回はスキーの運動は雪面の近い所から動かす意識』が重要です。

どんよりとした朝!

朝トレウォーク(4:54–6:29)84日目の実績は

1km:平均9.20秒 スピード:平均時速6.4km 歩数:12,632

湿度が高くて汗がだらだら💦💦💦でシンドカッた~(*´з`)

ようこそ!! COMPE 104 おやじのブログへ。

2022-23シーズンに向けて、身体と心で理解して上達に繋がるために

「オフトレブログレッスン」と題しシリーズにて語らせて頂きます。

第11回は『スキーの運動は雪面の近い所から動かす意識』が重要です。

 

1)自分は実はこんな感じで思っています

①低速で滑っているときは7割の意識をブーツ内の足の動きを意識して

プルークボーゲンや横滑り等の低速の滑走は、

足裏や足首の前傾を意識し、前後の荷重バランスを意識し、

ブーツ内の運動に連動して股関節や上体が運動すると考えています。

②中速で滑っているときは5割の意識をブーツ内の足の動きを意識して

幾分スピードが上がってくると、角付けやエッジングの強さに反応するため、

脚の伸縮や外力とのバランスをキープするために内傾角を意識するために、

ブーツ内の意識は下がるものの5割は意識しています。

③高速で滑っているときはブーツ内の足の動きはオートマチックで動けるように

ハイスピードや大会などではプレターン以外はブーツ内の意識はしていません。

動かさない訳ではなく、低速や中速域での重ねる練習でオートマチックに動けるようにしています。

高速域では、外力から得られる回転力やハイスピードに対応するため、

両脚の一対運動(外脚:伸展、内脚の屈曲)からの高低差や

切り替えを意識したアンギュレーションなどを意識し高速に対応しています。

ここで皆さんと一緒に

「低速や中速内でのブーツ内の足の意識」を考えたいと思います。

2)ブーツ内の足の意識が重要です

 ①足首の緊張(ブロッキング)

  ・フラットに立った状態から指先を反上げる感覚にすると、足首が曲がる

   *曲がった角度はブーツのタングの脛が密着した状態

  ・すると、前脛骨筋(スネ筋)が使われ(つっ張る)前傾角が保持出来、ポジションがキープできる

 ②①の状態で歩行(脛筋を緩ませないで)

  ・踏み出した足は谷周りの捉えに必要な外足首の意識で、

谷周りでくの字を保持することで重心が前へ移動出来、より捉えが早くなる

    *外脚の伸展で足首が緩むと上体は後ろへ、捉えが遅くなるか捉えられない

  ・後ろ足は山周りでくの字が強くなった外足首、

この局面はスキーが回り込んで切るタイミングなので、

足首はその理由からくの字が強くなるが意識はして欲しい

③ターン始動で素早いエッジングの捉えを可能にする内反外反足運動(脛筋を緩ませないで)

・フラットに立った状態から右ターンをイメージしてください

・最初に意識するのは右内足の親指を反上げ小指側で踏む(外エッジング)

内反足運動、外踝をシェルに押し付ける感覚

・右内足に連動して左外足の小指を反上げ親指側で踏む(内エッジング)

外反足運動、内踝をシェルに押し付ける感覚

*同時に外足大腿四頭筋を内側に捻る

・主体は内足で従動は外足に意識すると、両脚が同調して脛の傾きが同じになる

・半面、主体を外足で従動は内足に意識すると、外から動くためX脚が現れ踏み替え運動になる

・左ターンも同じ要領で

・右ターン左ターン交互に連続で運動すると膝が勝手に動かされる、

「これが膝が動く、膝が使われる」という事です

④③の内反外反足運動に合わせて大腿四頭筋の回旋運動

  ・右内足の親指を反上げ小指側で踏む内反足運動に合わせて、内脚大腿四頭筋を外側に捻る

   *意識出来ない場合は補助的に右手で添えて力を加える

  ・左外足の小指を反上げ親指側で踏む外反足運動に合わせて、外脚大腿四頭筋を内側に捻る

   *意識出来ない場合は補助的に右手で添えて力を加える(両手を添えて力を加える)

・左ターンも同じ要領で

・右ターン左ターン交互に連続で運動すると膝がもっと勝手に動かされる

「これが正しく膝が動く、膝が勝手に使われる」という事、

膝は使うのではなく使われることを理解できるのです。

ブーツ内3つ運動

「足首の緊張」「脛筋を緩ませない」「内反外反足運動」が基本運動で、

大腿四頭筋の回旋運動」が連動することで

早いエッジングの捉え、外力に対応できる強いエッジング

スピード落下に対応できる的確なポジショニングが可能になります。

雪面に一番近い足裏やブーツ内の意識を高めて上達に繋げてて頂きたいと思います。

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最終回は「スキーと一緒に滑り降りる事で性能を引き出せる!」

お楽しみに(ω)