2年ぶりに実施された58回全日本スキー技術選手権大会IN苗場
予選の初日5日(金)は店を閉めて日帰りで応援に
気温高めのため、デラ整備の度に雪面硬化剤を撒き
時間毎に変わる雪質の変化に対応できない選手のトラブルや大転倒が目立った!
しかし、腰高でベストポジションで滑るトップ選手や
若手北海道の選手はバーンに影響されない素晴らしい滑りを披露してくれた!
優勝は初日からトップに立った武田竜選手と春原優衣選手
二人の滑りの共通点は?
全日スキー連盟の目指すポイントを押さえた素晴らしい滑りと評価しています。
春原優衣選手には1/6日(水)と7日(木)教えて頂き
「甲信越に続き全日本も優勝してくださいね」とお伝えしていたので、
優勝が実現できて本当に良かったと本心で良かったです。
参加仲間からも来年も是非「春原優衣選手」でとメール頂いている状況です。
余談(結果論)の話になりますがこんなことが現実にあります。
我がSIASスノークラブやCOMPE104のレッスンを初めて受けてくれた講師は次回の技術選で優勝する!
実は金子あゆみ選手と兼子佳代選手がそうなんです。
なので、「調子も良いし春原選手も優勝するかもよ」なんて、仲間内では話してました。
二度ある事は三度あった話でした(‘ω’)ノ
そうだ!佐藤麻子選手もそうでしたので三度あることは四度あったです!!!
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前置きが長くて申し訳ありません、優勝者の決勝日の滑りをご覧ください。
今頃はデモンストレータ選考会、発表の頃でしょうか?!
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ようこそ!! COMPE 104 おやじのブログへ。
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30日目のスキーは7日(日)第8回スキー塾プライズ対応のレッスン
ホームハンタマに集まって頂いたスキー塾生は5人とサポートしてくれる◯庭さん
初下しのおNEWでレッスン
OGASAKA TC ST 165cmとREXXAM REVO 130S 25.0cm パッションオレンジ
COMPE 20.0EPSを装着したOGASAKA TC ST 165cmの滑走感は最後にご紹介します(‘ω’)ノ
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1)ロングターン
・テーマは谷周りに繋がる山周りの仕上げ方
・谷周り早く捉えられる切替の技
①山周り仕上げる重心移動(谷足ズレの横滑りプルークボーゲン)
2021/03/7 第8回スキー塾(プライズ対応)谷周りに繋がる重心移動:プルーク(ハンタマ:ウォール下部) – YouTube
*動画視聴の際は上をクリックしてください。
・プルークボーゲンセンターに位置する重心から、外スキーの上方向に上体を谷方向に移動する
・外足トップよりフォールライン方向に横滑りする
・上体(目線・肩・へそ)は進行方向に合わせる
・外三関節(足首・膝・股関節)が柔軟に使われる
・程よい外向と外傾が生じ、谷周りに繋がる状態が出来る
*最後は◯庭さんのデモンストレーション
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②推進する山周りのイメージを習得(雷プルーク.No1)
2021/03/7 第8回スキー塾(プライズ対応)雷プルークボーゲン(ハンタマ:ウォール下部) – YouTube
*動画視聴の際は上をクリックしてください。
・重心移動は①の要領で外スキーがしっかり踏めるポジションを作る
・エッジングは強くなるが三関節は柔軟に使う
・スキーは斜め45度進行方向進行方向に切れてる(絶対ズレない)
・直線で抜けるイメージを持つ(山周りターンはスキーの性能で意図としない)
*最後は◯庭さんのデモンストレーション(左外足は出来ていません)
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③外スキーに圧を溜める(雷プルーク.No2)
2021/03/7 第8回スキー塾(プライズ対応)雷プルークNo2(ハンタマ:ウォール下部) – YouTube
*動画視聴の際は上をクリックしてください。
・雷プルークは②の要領で
・外脚の外反運動(足裏:小指を反り上げる外反足と太腿の内旋)する
・より一層の角付けが強まる(外スキーに圧を溜める)
・切替える直前までエッジは緩めない
*最後は◯庭さんのデモンストレーション
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④膝支点で切り替える(レッスン前とレッスン後の滑り)
*動画視聴の際は上をクリックしてください。
・膝支点で切り替えることで谷周り早い捉えが可能になる
・支点が低い切替のため反動が少なく失敗しない
・切替のポイントは足裏運動(外反足内反足)を使う
*最後は◯庭さんのデモンストレーション
課題
・特に左外足(右ターン)の重心移動が課題の様です。
・左外スキーが仕上らずスキーが撓まない為、スムーズで切替が出来ない
・目線が下過ぎるとターンが浅くなる
・目線が進行方向では上体が山に残り、切替のタイミングや捉えが遅くなる
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2)ショートターン
・支点を下げて、上体は静、下肢は動を意識する
・前後動を使い、仕上げと早い捉えを作る
①腰の左右の揺さぶり抑える(腰に手を押し付けて)
2021/03/7 第8回スキー塾(プライズ対応)腰に手を押し付けて(ハンタマ:ウォール下部) – YouTube
・三関節を均等に曲げた高いポジションで
・上半身をリラックスさせ両手を腰に押し付けて
・膝支点で、常に真下の下に膝があるイメージで
・苦手な方の腰はもっと強く押し当て抑制する
・肘を下げながら押し当てるとより効果的
*最後は◯庭さんのデモンストレーション
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②膝下の運動を身に付ける(両手を膝に押し当てて)
2021/03/7 第8回スキー塾(プライズ対応)膝に手を押し当てて(ハンタマ:ニューマジソン) – YouTube
・下肢だけをイメージ出来、上体の無駄な動きを制御できる
・足裏運動(内反足外反足)を洗練させる
・後傾になりやすいので足首を固定し、脛をタングに密着させる
・膝から肩を結ぶ長方形をイメージして滑る
・動くスペースが少ないのでズラすイメージではなく滑らせるイメージで滑るとやりやすい
*最後は◯庭さんのデモンストレーション
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③上体の安定させるために(ストックを肩幅に持って)
・ストックに間に上半身をキープして下肢の動きを意識する
・ストックは左右上下に傾かないように
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④上体の傾きを防ぐ(ストックをブーツ脇から後ろ方向に突く)
・後ろ方向に突くことで外方向に上体が動き内向きが防げる
・後ろ方向に突くことで逆捻りが生じ切替が楽になる
・後傾になりやすいので要注意
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⑤前後動を習得する
・膝下の小回りは運動し易いくやりやすい
・前後動のイメージを付けるのにフラットに状態で前後に動かす
・足首と膝を柔軟に使う
・山周りは踵に荷重し捻りプチウィリーをイメージする
・踵荷重のポジションから引き込ん母指球荷重しトップを刺し込む
・膝下から徐々に支点を上げて角付けを強くしスキーの反発を利用する
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レッスン前とレッスン後の滑り
左右の均等さが出て、幾分リズムカルにタイミング良くエッジングが出来ています。
また、支店が下がったことで早い捉えが出来てる方もみえます。
しかし課題満載!?
・支点が高く(頭・腰)からターンに入ってしまう
・上体の揺さぶりが先行し、内倒とローテーションが生じている
・足首のホールドが甘くスキーが安定しない
・エッジングで外脚の膝をを曲げすげてるので後傾になっている
・逆捻りが不十分のため下への重心移動が遅い
・回す感覚が多いため、体が山に残っている
・山周時ターンの仕上げが不十分のためスピードコントロールが出来ない
・等々、個々の課題が多いようです。
練習をいっぱい積んで少しずつ上達していきましょう(‘ω’)ノ
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次回のスキー塾は3/11日(木)
コース2:1級コース(参加資格:2級以上の方)です、お楽しみに。
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今回のレッスンではおNEWのTC-ST SR585付 165cmを使用しまし!!
センター部分が16mmから19mmに肉厚になった事で、
舵取り中はSLに載っているかのような安定感とグリップ力の強さは半端なく
ハンタマ:ウォール上部の硬いバーンでも小回りが楽々(^^♪
3月3日(水)SL165cmで、7日(日)TC-ST 165cm滑ったショートターンを比較
幾分TC-ST 165cmの方が捉えと抜けが良いように感じました!
TC-ST 165cm SR585付の試乗をご用意しています
左:TC-ST 右:KS-NS
是非ご利用下さいませ。