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2月 24

『29日30日目のスキーは?SIASスノークラブのキャンプに相乗りして第6回スキー塾開催!』

暖冬の影響は深刻です!

リフトに行くまでは真っ黒い雪の上

でも、トラックで雪を運んで来た雪が解け、雪中の土か顔を出し!

メインゲレンデ猪谷コースはご覧の通りでクローズ

ブラックラインを上るとレッド下部は下とは全くの別世界!

そんな環境の中ですが

高畑スキー場に集まってくれたSIASスノークラブとスキー塾の仲間達22人

ようこそ!! COMPE 104 おやじのブログへ。

自分は1.2級対応レベルアップ班を受け持ち

積雪の多そうなオレンジラインのトップを目指した

今回の一番の目的は腰高ポジションの習得

腰高ポジションは外スキーに荷重がし易くスキーが撓み回転力を引き出せる

更に操作性も上がるのでレベルアップには欠かせないファクターになります。

ポイント1)足首の角度を保持するために足首を緊張させる

ポイント2)足首の角度に合わせ、膝と股関節を適度に曲げる

ポイント3)外スキー踏みつけラインを外腰の付け根で感じる

レッスン中、基本的に上記のポイント3項目を意識する

1日目はロングターン

バリトレ1)プルークファーレン

・トップを押さえられるポジションで滑る

バリトレ2)プルークファーレンから→止まる→滑走→止まる→滑走→止まる

・止まる際、お尻が下がらない様スキー全体を押さえる

・また足首が緩むとスキー全体に荷重できないので要注意

バリトレ3)腰高のプルークボーゲン

・上下動を押さえて外スキーの踏みつけラインを意識して荷重する

バリトレ4)プルークからフォールライン過ぎからパラレルに(緩斜面)

・パラレルになる山周りでお尻が下がらない様、外腰で外スキーを押さえる

バリトレ5)腰高を意識したロングターン(中斜面)

・常に外スキーを高いポジションで踏む意識

・内スキーのインエッジと外腰は常に連動している

バリトレ6)プルークからフォールライン過ぎからパラレルに(中級斜面)

・シュテムした脚は開き過ぎない(タイトスカートを履いたイメージで)

・フォールライン過ぎから外スキーで仕上げる

・方向は外スキーのトップ方向で外向傾が現れる(アンギュレーション)

バリトレ7)プルークボーゲンでアンギュレーションを作る(ストックを補助に)

・ストックを平行に構える

・フォールライン過ぎから山手のストックを谷手のストックとクロスさせる

・クロスさせて方向にヘソと目線を合わせると外向が現れる

バリトレ8)アンギュレーションが作りやすい横滑り

・山スキーを目に出し前後差を作る

・へそと骨盤、両腕を谷スキーのトップ方向に合わせる

・山脚の大腿四頭筋を内側に捻ると上体は谷へ移動する

・移動すると谷スキーにしっかり乗れる

・谷スキーと山スキーの高低差を感じながら滑り落ちる

バリトレ9)ズレのロングターンからフォールライン過ぎにアンギュレーションを意識

・アンギュレーションを習得出来ると山周りで荷重した際、後傾にならない

バリトレ10)午前中最後の腰高ポジションロングターン

・腰高はだいぶキープ出来てきましたので午後は山周りのプレス(荷重)です。

お昼はコレストロールたんまりの唐揚げ定食

衣ばかり厚くてちょっと変わってしまいましたね( 一一)

バリトレ11)内スキーをリフトして外足ターン

・外スキー踏みつけラインを意識して

・内脚は外脚に付けてる感覚で

・内脚は親指を反り返す内反で

バリトレ12)内スキーをリフトしクロスして外足ターン

・内スキーのトップを内スキーのトップにクロスさせる

・内スキーのトップが下がりテールが上がる

・内スキーのトップを下げると内足首が緩みがちななるので要注意

・外傾外向が程よく表れアンギュレーションが出来、後傾が治る

13)腰高ポジションで〆のロングターン

・腰高でしっかり外スキーを踏めるポジションを習得

・外スキーをしっかり踏めるとスキーの回転力と落下力を得られる

・回転力と落下力の外力を引き出せるとバランスを取るために内側に傾く

・バランスを得るため内側に傾くと、もっと外力が得られてスキーは曲がる走る

その結果、強い内傾軸、傾いたシルエット現象が現れる

少しづつレベルアップしていきましょう(‘ω’)ノ

2日目は待望の雪ですが途中から吹雪に!

2日目は3人増えて25人の大所帯!!

2日目はショートターン

ショートターンのポイントは?

ポイント1)スキーは右往左往するが上体(目線・肩・腕・胸・腰)は下にキープした逆捻りが出来ること

ポイント2)両脚が回旋(外脚は内旋、内脚は外旋)できること

ポイント3)タイミングとポイントにバランスよく突けること

ポイント4)どんな居面でも骨盤を立てた上体の角度が変わらないこと

バリトレ1)プルークボーゲン横スライドし縦滑り(左右)

・谷スキーは斜めでズレ落ち、山スキーは直滑降でキレ

・膝と股関節を緩めて、山脚の大腿四頭筋を内側に捻りながら上体を谷へ落とす

・谷スキーに対しての逆捻りのアンギュレーションを習得する

バリトレ2)プルークボーゲン横スライドし縦滑り(交互)

・バリトレ1)の要領で交互に滑り落ちる

・慣れたら小回りのタイミングで交互に落ちる

・その切替えるタイミングでストックワークを取り入れる

バリトレ3)バリトレ2)の要領からターンを引き出す

・もっとスキーが横を向きますが上体をフォールラインにキープする

・外骨盤や股関節がキツくなるが逆捻りを習得するには一番のバリトレ

バリトレ4)山周りで体を開いた逆捻りのミドルショート

・巻き込んでくるスキーに対して上体はフォールラインをキープする

・外スキーにしっかり乗りこむことでフォールラインをキープ出来る

バリトレ5)バリトレ4の要領からストックを後ろ脇に付く

・より一層、アンギュレーションが強くなる

・ストックを後ろ脇に付くことでローテーションは回避できる

バリトレ6)バリトレ5)の要領で突くタイミングをニュートラルに付く

・タイミングを遅らせることで下へ重心移動が出来る

・このタイミングで突くとテールからの動きを防げて先落としが出来る

バリトレ7)ダブルストック

・ダブルストックは逆捻りの効果の場合はエッジングのマキシマムで突く

・体を落す効果の場合はニュートラルからターンの入り口で突く

*タイミングで全く違うバリトレになるので要注意

バリトレ8)体を落すしテール開きを防ぐストックワーク

・強い回旋主体のショートターンからエッジングのリリースのタイミングで突く

・突く位置はフォールライン(スキーに対してななめ45度)

バリトレ9)脚の曲げ伸ばしを極力押せえて

・エッジングでお尻を下げるのを防ぐ

・エッジングの反発を貰わない

・舵取りから舵取りの合間の切替をコンパクトに出来る

バリトレ10)ターンは半円を描くイメージで

・特に外脚の内旋をメインにする

・外脚の捻りが出来てプルークスタンスが現れたら、内脚の外旋をメインで滑る

雪が強くなり、ビデオは撮れる状態でなかったため

上達したショートターンがお見せ出来なかったのが残念です。

ショートターンは上体をフォールラインをキープ出来る逆捻りが主体です。

上体を安定させて、両脚の捻り操作をメインにターンを引き出し、

ターンとターンを繋げる俊敏な切替がポイントになります。

皆さん頑張って練習してください。

次回は2月26日(水)第7回1級対応のレッスンでハンターです。

お楽しみに(‘ω’)ノ