朝一はまだ雨も降らず、
ちょっと風邪気味でしたがいつもの朝トレをこなし、
戻りがけの朝焼けがプチ綺麗でした
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ようこそ!! COMPE 104 おやじのブログへ。
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なんとか最終回を迎えることが出来ました!
第12回目のLessonは『上体先行型切り替えを克服』です。
上体のローテーションや内向内傾を主体とした切り替えで滑られ、
外スキーのエッジングや荷重が弱く、ターンコントロールがままならないスキーヤーを見かけます。
現在のカービングスキーのクウォリティーが高いため、
ある程度の技術があれば滑れてしまうのがカービングスキーですが、
早い外足の捉え、外力を利用しスムーズでシャープな切り替えをするには、
上体先行切り替えではできません。
アンダークロス(下肢主体とした)と重心移動の運動を基本から習得して、
スムーズで早い捉えが可能な切り替えをを身に着けていきましょう(‘ω’)ノ
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1)プルークボーゲンから重心移動を習得(緩斜面)
*肩のラインはいつも斜面と平行に
・フォールライン付近から上体を外スキーの上に移動
・谷スキーに重心ある状態で切り替え
・谷周りで両スキーの真ん中に戻していく
・左右連続ターンで左右の重心移動を習得
*一連のスキー運動の中で基本の重心移動と切れ替えのタイミングを掴む
2)プルークターンから重心移動を習得(緩中斜面)
*肩のラインはいつも斜面と平行に
・フォールラインに絡むタイミングで内足を引き寄せ上体を外スキーの上に移動し山周り
・切り替えで山足を八の字に開いてニュートラルからフォールライン
・左右連続ターンで左右の重心移動を習得
*一連のスキー運動の中で基本の重心移動と切れ替えのタイミングを掴む
3)ワイドからクローズドスタンスへの重心移動を習得(中斜面)
*肩のラインはいつも斜面と平行に
・スタートする谷周りはワイドスタンス
・フォールラインに絡む付近から内足を引き寄せクローズドスタンス
・クローズドスタンスに上体をシフトした結果、重心移動が出来る
・左右連続ターンで左右の重心移動を習得
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アンダークロスの切り替えを習得するには、
上体が谷への重心移動が出来てることが条件となります。
しっかり、1)2)3)の練習を繰り返して身に付けてください。
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アンダークロス切り替えの習得
4)推進プルークでカービング(中緩斜面)
*内スキーは雪面に対してフラット
・外脚を伸展されることで内脚は屈曲しながらターン
・フォールラインから山周りでは、
外スキーが撓みと下に回り込んでくる動きを利用し上体の下へ巻き込み、
クローズドスタンスの切り替えポジションを作る
・谷周りで次の外スキーを開きだしフォールラインに
・外スキーが体の下に戻る→パラレル→プルーク(外スキーが内スキーにバトンタッチするイメージ)
*一連のスキー運動の中で外スキーの撓みと外力を利用した切れ替えのタイミングを掴む
5)完成アンダークロス(中斜面)
*肩のラインは水平面を意識と上半身の重心移動を意識
・フォールライン過ぎからくる外スキーの圧とたわみを開放し、次の内スキーに繋げる
*このタイミングで一番両足首の緊張を意識
・舵取り切り替えはスネークターンをイメージし、切り替えで上がらない
・次の外足はあまり意識しない
・肩のラインが水平面であればナチュラルにとらえることが出来る
・舵取り中、外スキー全体に乗れるよう前後差を取らないよう内足首を緊張させ引き寄せる
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『上体先行型切り替えを克服』しアンダークロスで切り替えられることで、
早い切り替え、スムーズな切り替え、安定した舵取り、早い内傾角など
スキー上達に必要なクウォリティーがアンダークロスです。
このアンダークロスを完成させるのは、
柔軟な脚と股関節が必要となりますので、
オフのシーズンにストレッチなどの柔軟体操やヨガを取り入れて、
身体を柔らかくするのも上達の秘訣になります。
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はい、これで『中々直らないスキーの欠点克服スキー塾!!Lesson.12』が終了です。
如何だったでしょうか?
ツボに入った、中々直らないスキーの欠点克服は有りましたでしょうか?
今回は、1.2級受検対象者の欠点を予測しながら、
自分自身の体験談も絡めて語らせていただきました。
少しでも皆様にお役に立ち、目標が達成されることを願いっています。
長い間、観ていただきありがとうございました”(-“”-)”
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2月から無料でレッスン会の告知
皆様にもっともっと上手くなって欲しいので、おやじのブログLessonだけじゃなく、
今シーズンは初めての試み2月より雪上で『1.2級受検対応無料でレッスン会』を開催いたします。
平日(水・木)はハンターマウンテンで、
土、日の週末は高畑、たかつえ、箕輪、尾瀬岩鞍で開催いたします。
詳しくは、最新ニュースでお知らせいたしますので
お楽しみに(^^♪