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12月 20

『中々直らないスキーの欠点克服スキー塾!!Lesson.9 急斜面小回り暴走を克服?』

今日一日暖かくて、ゲレンデが心配!

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明日滑りに行くハンターはどうなんでしょ?天気が良くても気温が上がっちゃうとなぁ~(*´з`)

まっ、技術選手権県予選に向けて練習練習です!

ようこそ!! COMPE 104 おやじのブログへ。

中々直らないスキーの欠点克服スキー塾!!を御付き合い頂きましてありがとうございます(*_*;

第九回目Lessonは『急斜面小回り暴走を克服』です。

斜度20度前後まではコントロールして下りることが出来ても、

それ以上になると、小回りターンでコントロール不能に陥り

等速で滑れない暴走スキーヤーを良く見かけます。

急斜面を安全に降りるためには、

急斜面でも等速でコントロールして下りるスキー技術の習得が必須となります。

急斜面小回り暴走の原因は

①上体がローテーションしてしまい逆捻りが出来ない

②スキーの面で滑られないためズレコントロールが少ない

③エッジで滑る意識が強くエッジングが強くエッジが立ちすぎ

④外足インエッジのみ、両脚のエッジが使えない

⑤回旋、回す脚操作が出来ていなためターン弧が作れない

⑥正確なストックワークが使えずリズムが悪い

⑦切り替えで上下動してしまい、舵取りのタイミングが遅れる

⑧ポジションが後ろ過ぎてスキーに走られる

⑨上体の谷への重心移動が出来ないためスムーズな切り替えが出来ない

等々、様々な要因が考えられます。

急斜面小回り暴走を克服して、

丸いターン弧、等速のリズムで、自由自在に滑れるよう技術と運動を身に付けましょう(^^♪

では急斜面小回り暴走を直すバリエーショントレーニングを紹介します。

1)逆捻りを身に付ける

①横滑り

・静止した状態で両手を広げ、下肢を横に向けて逆捻りを作る(左右)

・逆捻りは小回りで大切な運動要素ですのでしっかりシミュレーション

・横滑りで逆捻りを習得(左右)1回ごと停止

・切り替えは、上体を谷方向に移動しながらポジションを下げていくとトップが

フォールラインに落ちる力を利用し回旋してキーを横に向ける

・なれたら、止まらず連続ターンすることで逆捻りの連続を習得できる

②ダブルストック

・エッジングはスキー斜め45度、エッジングのタイミングでダブルストックを突く

・トップが落ち始めたらストックは次の突く方向

*遅いと順捻りなるので注意

*常に突くストック方向を意識する

2)面を使ってちょっと大きなズレズレ小回り

・エッジを使わずスキーの面と斜面を擦り合わせる意識で滑る

・または、スキーの面で少し荒れた斜面を均しながらターンする意識

・体が回らない様、突くストックを意識する

3)スキーの回旋操作を習得

①外スキーの内旋(内側に回し捻る)

・スキーからブーツを外して外足のブーツで内脚の周りを

半円に描く脚運動を身に付ける(シミュレーション)

・ズレズレターンの中で外スキーの内旋

・半円がイメージなのでビンディングのトゥピースが前に来るまで捻る

外脚の内旋運動が習得出来たら

②内スキーの外旋(外側に回し捻る)

・スキーからブーツを外して内足のブーツで

半円に描く脚運動を身に付ける(シミュレーション)

・ズレズレターンの中で内スキーの外旋

・半円がイメージなのでビンディングのヒールピースが前に来るまで捻る

③両スキーの同調回旋(外スキーは内旋、内スキーは外旋)

・基本的には内スキーの外旋操作を主体で滑ると両脚同調運動で滑れる

・外スキーの内旋運動が主体になるとハの字形状が出てしまう

*ズレズレの半円をイメージし逆捻りで滑ることでコントロール性高い小回りが出来る

『急斜面小回り暴走』を克服するトレーニングを反復練習したことで、

スムーズで丸いターン弧を描くことで安全で等速なショートターンが可能になります。

暴走しない小回りのポイントは、

スキーの面で滑ること、強いエッジングでスピードコントロールするのではなく、

ズレのある丸いターン弧の中でスピードコントロールできる技術、

それは、逆捻り操作と回旋操作をミックスした運動要素を作り上げることです。

出来るまで何回も何回も復習して上達に繋げて頂きたいと思います。

次回は、『Lesson.10テール振り小回りを克服を克服』です。

お楽しみに(^^♪