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12月 09

『中々直らないスキーの欠点克服スキー塾!Lesson.3 外向き、外傾過多を克服!?』

今朝も冷え込んでいますが山には今一つの勢いが無いですね!

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毎朝、空気が澄んで日光連山が良く見えます

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夜明けのこのアングルがけっこう好きです♬

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陽の出が遅くて、朝トレから帰る頃やっと、冬至までもう少しですの我慢我慢(*´Д`)

明日12/10(土)からOPENする近隣スキー場は?

グランデコスキーリゾート

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滑走可能コースは、センターコース2,000M

ホワイトワールド尾瀬岩鞍

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ミルキーウェイ上部(ミルキーロマンスリフト沿い)

かぐら・みつまた・田代

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ほぼ、全面OPEN!!流石、新潟ですね♬

ようこそ!! COMPE 104 おやじのブログへ。

第三回目のLessonは外向き・外傾過多を克服です。

外スキーに乗ることが安定性・直進性・ターンコントロールに必要不可欠と話しましたが、

それも、ターンスピードや雪質、そしてレベルに合わせての話、

しかし、極端な外向きや外傾が強すぎると、

今現在のカービングスキーの特性を引き出すいことはできません。

外スキーは主体的に外力(遠心力や抵抗)に対しての荷重やバランスをとりスキーを走らせる役目

内スキーは内力(自重や重力)に対してのバランスや外スキーに対して補助動作をする役目

夫婦間に例えると、外スキー(外脚)は旦那様、内スキー(内脚)は奥様に、

自分もそうですが、奥様主体的になってる夫婦間は、

まるで、今のカービングスキーを操るには内スキー(内脚)奥様がカギを握る重要な役目と言えます。

外向きと外傾過多とは?、

外向きとは、上半身(腰・胸・腕・目線)がターン軌道に対して外方向を向くこと

外傾過多とは、ターン軌道の内側に傾いた下半身に対して、上半身が外側に傾くこと

いわゆる、「く」の字姿勢が強いことです。

外向きと外傾過多の上半身をしてしまうと内スキーに荷重できないかをシミュレーション!

・外向き:両足を腰幅に開き両足が同じ重み、両手を開いて立ち、右ターンを想定して左に向くと、

左足(外脚)に重みが増し右足(内脚)は軽くなる、これは内脚が踏めない原因

・外傾過多:両足を腰幅に開き両足が同じ重み、両手を開いて立ち、右ターンを想定して左に傾くと、

左足(外脚)にに重みが増し右足(内脚)はリフトする、

これも内脚が踏めない使えない大きな原因です。

*一度実践してください。

外向き・外傾が強すぎると内脚が使えず両脚が同調できないため、

X脚のシルエットが出てしまい、スキー上達の上で色んな弊害が生じてしまいます。

外向き・外傾過多を克服して、

カービングスキーの特性を引き出せるスキー技術と運動を身に付けましょう(^^♪

ここで一つ理解したいことが?

ナチュラルな外向は、

常に上半身をスキーのターン軌道に対して正対していれば自然にできる姿勢です。

スキーは必ず右か左にターンしていますので、

スキーのトップ方向に対して正対していれば常に外向きで滑っていることになります。

この自然な外向きは、1.2級レベルでは大事な運動要素になります。

では、外向き・外傾過多を直すバリエーショントレーニングを紹介します。

1)極端な外向きを直す、スキーに正対しロングターン(中斜面)

①外向きを直す、指さしロングターン

・内手は腰に外手は内スキートップ方向を指さすと上半身が正対出来る

・フォールライン過ぎ山周りからニュートラルは両腕前にスキーに同調

②両腕をスキーに同調、スキートップの向きに合わせてロングターン

・両手を同調させると上半身が正対出来る

・内手が下がらないように、また両手が前後しないように

③両腕を腰にロングターン

・内肘を少し引くことで骨盤が動きスキーに対して上半身が正対出来る

・骨盤が動くことで、胸・腕・目線が骨盤と同調する

*骨盤を主体として胸・肩・腕・目線までスキーのトップ方向を意識することで、

外向き過ぎないナチュラルなシルエットと両脚が使いやすいバランスで滑ることが出来ます。

2)外傾過多を直すロングターン(中斜面)

①内手を水平面と平行にロングターン

・外手を腰に内手は平面に合わせることで外傾過多を克服

・手のひらは上に向けることで外方向の傾きを抑え内側に重心移動が可能

・同時に肩のラインも水平面に合わせて

②両手を水平面に広げてロングターン

・内手の平を前から回して上に、外手のひらは後ろから回して上に、

外方向の傾きを抑えもっと内側に重心移動ができ外傾過多を克服

*内手が下がり重心移動し過ぎて内倒しないよう注意

極端な外向きは、骨盤の向きをスキーのトップ方向を意識して滑ることが克服のカギに

外傾過多は、肩や腕を水平面に合わせて滑ることで克服でき、

両脚の役割、特に内脚の動きや意識をすることが出来ます。

内スキーの使い方や運動は後でご紹介できると思います。

今回、5つのバリエーショントレーニングを実践し、『外向き、外傾過多』を克服してください。

次回は、『Lesson.4 ローテーションを克服』です。

お楽しみに(^^♪