今朝から雨になってしまいましたが、この週末は良い天気でしたね♪
15日(土)と16日(日)の日の出前の様子!
15日(土)は放射冷却で、
車の気温計は6度、嬉しいシーズン、ホットコーヒーが美味しいシーズン到来です(^^♪
朝は冷え込みましたが、
朝トレTRISは二日間で40kmを超えるほど、しっかり滑ることが出来ました!
寒くなってきたことでご来店者が増えBOOTS創りのお客様で、
また、スキーのチューンナップで忙しかったです。
いい感じで仕上がってますよ♪
今週末は日本一早くOPENするスキー場でお馴染みのスノータウンイエティーが、
10月21日(金)OPEN、凄いね!
滑ることを考えるだけでうずうずソワソワするのは自分だけでしょうか?!
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ようこそ!! COMPE 104 おやじのブログへ。
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ブーツ色々な話も10回目、今日は使用後のブーツと保管です。
使用後のブーツの処理はどうしていますか?
まず、乾いたタオル等で水分や汚れをふき取って下さい。
泊まりの時はインナーを外して乾燥室の上の段に、
良く乾いて翌日気持ちよく履くことが出来ます。
自宅では、インナーとインソールを外し天日で乾燥させ湿気や匂いをなくしましょう。
シェルは天日干してはいけません。
スキーブーツはプラスチック製(エーテル系ポリウレタン)の素材が使用されます。
日を重ねることで劣化(加水化分解)し割れることがあります。
天日にさらすと更に劣化が進んでしまうからです。
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カスタム系のインナーとインソールの話です。
カスタマイズしたサーモインナーとインソールは熱成型していますので、
乾かす場合や温める場合は、
温風ヒーターや高温のコタツ等を利用すると、その熱で成型が崩れる使用できなくなる場合があります。
特にカスタムインソールの場合は特に要注意です。
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ここで劣化と加水化分解について説明します。
現在のスキーブーツのシェルは、
ほとんどがプラスチック製(エーテル系ポリウレタン)の素材が使用されます。
長い間使い込んだスキーブーツは、
新品の頃と比較してフレックスに粘りが感じられなくなったりすることはありませんか
。これは、シェル素材が劣化している証拠です。
劣化も加水分解も実はポリウレタンという高分子化合物にとっては同じ化学現象で、
要はウレタン結合が水と反応することによって結合が切れ、
長い鎖のような分子構造が短くなってしまう現象です。
この極端な結果が、シェルの割れやヒビといった症状を引き起こすのです。
さて、スキーブーツの耐用年数ですが、
正直に言って使用状況・使用方法・保管方法等によって違うとしか答えようがありません。
先ほども説明させてもらったように、シェルの劣化とは化学変化です。
条件によって反応の進行は全く変わってきます。
ですからアドバイスとしては、当り前のことしか言えません。
一応、5年程度を目安に考えてください…。
そして、スキーブーツを履いていて『フレックスが頼りなくなった』と感じた時が
スキーブーツの替え時だと判断してください。
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保管は、
当然、陽の当たる場所に置くのではなく、乾燥後に乾燥材を入れ袋などに収納するといいでしょう。
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次回は最終回『貴方に合ったブーツ創ります?!』です。
お楽しみに(‘ω’)ノ