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9月 08

『スキー運動は股関節から?!』

5時過ぎに『オリンピック東京開催が決定!!』した。どのチャンネルを回しても!!

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東京オリンピック招致委員会、関わる皆様の努力に敬意を捧げたい、『夢を』ありがとうございます。

56年ぶりのオリンピック!前回は6歳だったので、前の道を聖火ランナーが走って小旗を振った記憶があるだけです!
開催される2020年は62歳、近くでオリンピックを観られるチャンスは二度とない、だから必ず!!

ようこそ!! COMPE 104 おやじのブログへ。

大和ゲレンデでもオリンピックの話で盛り上がり、合わせて明日の未明決まるプラス種目、レスリングか野球、ソフトボール、そしてスカッシュ、どれに決まるか?興味深い。 我輩としては吉田選手の連覇連覇、そしてまた連覇が観たいので『レスリング』1票を投じたい。

今朝の大和ゲレンデは昨日までとはいかないが涼しい朝です、ただいつ雨がいつ落ちてきてもおかしくない状況でした。

今日のレッスンは、どうしても昔の悪い癖が抜けず、膝を使ってしまう○口君のレッスンです。

現在のスキー運動の中で膝を使うとこのような弊害が生じます。
①スキーを真上から踏めないため、力が伝わらず操作性が低下する。
②外傾過多になり内スキーを使えなくなる。
③回る意識が強くなり、エッジリリースが遅くなるため谷周りの外脚捉えが遅くなる。
④エッジで滑る感覚とリリースが遅れるため、山周り主体の滑りとなり、スキーの推進力を出すことが出来ない。
⑤膝を使うと回旋や捻りのため膝の怪我(靭帯損傷)の恐れがある。 その他いろいろ。

今までは膝を先行させる(膝を主体とした)運動から、股関節の運動を主体に下肢と上体を連動させることで膝主体の運動を抑制する方法で矯正レッスンはスタート、スキー運動のベースとなることなので参加者皆さんで行いました。

1)コマネチレールターン(緩斜面で両手を股関節に当て滑る)*画像は撮り忘れました。
①ターン内手と肘は斜め後ろに引き、内骨盤を後ろに動かす。
②外手は下にさし、外骨盤を出しながら外脚を斜め前に伸展すし捉え、前後差を極力なくする。
③股関節が動いた分だけ、上体は内向きになりスキーのターン軌道と正対する。内向き過ぎてもダメ、外向きは絶対ダメ!!
④股関節を中心に動くことで下肢・股関節・胸・腕・目線が捻じれないことを認識して滑る。
⑤外脚の伸展やプレスしてる舵取り期は外脚が少し重いか、もしくは内脚と同等が望ましい、内脚が重いのは伸展・プレスされていない証拠。
POINT:レールターンなので傾いた分だけ内股関節は緩める、屈曲はしない。

2)骨盤を両手で持ってレールターン(中斜面)
①内手と肘を後ろへ、外手は前に、骨盤が動いた分だけ上体と下肢が動く、特に外手のオーバーアクションはダメ!
②その他要領は1)のコマネチターンと同じ
皆さんの滑りはこんな感じです。一番最初に滑るのがターゲットの○口さんです。

3)骨盤を動きの解放と始動するタイミングを明確に

①解放はフォールライン過ぎから徐々に緩めると、上体が山から谷へと移動する、またエッジが外れていくことを確認
②ニュウトラル、切り替え期では全て解放される、脚・骨盤・胸・肩・目線がスキーと正対している。
③谷周りでは内手と肘を後ろへ、外手は後ろへ、骨盤が動いた分だけ動かす。
④骨盤は始動期で動き始め、フォールライン過ぎから戻され、ニュウトラルで通過し、谷周りの始動期で動き始める。
*起点となる骨盤が動き続けることで身体(下肢と上体)の動きが止まらないことを認識してほしい。
4)両手を解放してレールターン、今までの運動を忘れずに滑ってみました。

・○口さん、膝の先行がだいぶ抑えられていますが、内膝が少し気になります。回ろうという意識をなくしましょう。
・○橋さん、右ターンの入りで左脚の伸展と股関節の運動が遅いため、外傾が出ています。
流れを意識して、左ターンの終わりから右ターンの入りを一連の運動を止めないようにしましょう。
・○渕さん、外脚のプレスをもっと多めに、でも凄く上手いデス。
・○川さん、凄くいいです、やっぱり外脚のプレスを意識してください。
・○池さん、ターン始動期で上体から入ってるので骨盤を意識して滑ってください。
・○山さん、身体の動き(特に左右の移動)が全体的に少ないようです、もう少し外力を受けられる運動を身に付けましょう。
・○島さん、途中で切れてゴメンナサイ、内脚を緩めないで外圧を感じるのではなく、外脚を伸展して感じましょう。

今日は途中で雨に見舞われましたが、『股関節からのスキー運動』の重要性が理解できたと思います。引き続き練習しましょう!

来週の15日の日曜日は今日中止になった草刈り清掃です。みなさん、ご協力お願い致します。