二日連続で涼しい朝、もう夏に逆戻りしてほしくないですね?!
大和ゲレンデは無風、オフトレするのは最高のコンディションでしたヨ!
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車の外気温は9度を表示、セブンのコーヒーが癖になります。
今月号のスキージャーナル、特集は『吉岡大輔、反動を使え!』です。
最初にDVDを数回観て本文を読んでみた。
所詮一般スキーヤーの戯言と思えるだろうが聴いてほしい。
吉岡大輔は元オリンピック・WCレーサーで大回りのスペシャリストは皆さんご存知の通りですが、
逆にトップレーサーとして滑りが邪魔をし、基礎の世界でなかなか認められないのが現実でした。
しかし今年は、競技と基礎が融合した滑りで優勝!
このDVDや本文を読み返すと基礎吉岡の滑りが完成したように感じます。
今回のテーマ反動得るために、TRISオフトレーニングバリトレの中に
スケーティングアンダークロスで反動を引出し反動を体感しています。
このバリトレでは、3度目のスケーティングで踏んだパワーを反動に変え切り替えに繋げています。
スキーを走らせるアンダークロスの運動要素を習得する為です。
一応こんな感じで
イメージをつかんで頂くために後ろから
この外力と内力のパワーを吉岡言わく5時のタイミングでエッジを外して切り替えに用いるのです。
当然、下肢だけでは切り替えは出来ませんので、
4時までのエッジングから上体をフォールライン方向に重心移動を継続しながら
下肢主体で切り替えていきます。
結果は、
外脚のエッジを外し、外脚から内脚へと動かし、次の外脚にぶつける様な動きになります。
勿論、ぶつかることはありません。
内脚も外脚へと動かし外脚に変わった瞬間から伸展するのです。
全く違った運動が切り替えのタイミングで同時に運動が行われることでスムーズに見えるのです。
☆
吉岡大輔の運動に戻ってみましょう!
この局面は4時(左ターンですから8時)です。マックスに溜まったパワーの状態で上体を谷方向に動かし始めた曲面です。
素晴らしいのは、内股関節を緩めて外旋させてることでスキーの進行方向に骨盤の向きが合い
外スキーと内スキーを同調(前誤差)させてるところです。
同調できたことで、外脚の踵に乗れ外力を十分引き出しテール中心に撓んでいます。
この局面は5時(左ターンですから7時)です。この局面はエッジを外す直前のシルエットです。
観てほしいのは、エッジは残っていますが肩のラインは水平面に戻っています。
また、外脚は4時の局面よりもっと踵寄りに移動(スキーを前に動かして)してトップが浮いています。
これが吉岡大輔が言う反動を使って発射すると言うことです。
自分達もTRISというホイルベースの短いギアを用いてこの様な切り替えすることで
雪上での実践に繋げる為に日々トレーニングしています。
DVDを観て本文を読み、彼の運動のプロセスと全く同じであることを実感しています。
残念ながら、上手く滑ることは絶対できないのです。
ただイメージが有るのと無いのでは、滑りの結果は変わってくると思います。
少しでも上手くなりたいという欲望は年齢には関係ありません。
伸び代は少ない分、頑張らなければなりません。
このDVDを観て俄然元気が出た我輩ですヽ(^。^)ノ