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12月 17

『中々直らないスキーの欠点克服スキー塾!Lesson.7 大回りズレズレターンを克服!?』

今朝も冷え込んだ気持ち良い朝でしたね

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オレンジ色の空が山の頂きに降りる頃が一番きれい!

自宅の裏の田圃に初めて襲来?

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大きい池が無いのにオオハクチョウが4羽、もう1週間ほど居ます♪

今日OPENした『たかつえスキー場』では、

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雪が降り続いているようです。

岩鞍西山コース(ぶなの木やななかまどコース)は、

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明日まで限定OPEN、最高のパウダーに期待期待!!

ようこそ!! COMPE 104 おやじのブログへ。

第七回目のLessonは『大回りズレズレターンを克服』です。

急斜面をコントロールするには斜面に合ったズレも必要ですが、

緩中斜面を滑るには、スキーの特性を引き出した推進するカービングターンで滑ることが望ましいです、

カービングスキーを履いていても、どうしてもズレてしまうお悩みのスキーヤーが多いと思われます。

緩中斜面は気持ち良くカービングして滑りたいものですよね?!

シャープで推進する安定したカービングターンをするには

ズレズレターンを克服しなければなりません。


大回りズレズレターン原因は

①回りたいという意思が強いためスキーを動かしてしまう

②前後バランスのポジションが悪い

③外スキー内スキーの同調操作が出来ない

大回りズレズレターンを克服して

スキーの性能を引き出せる技術と運動を身に付けましょう(^^♪

では大回りズレズレターンを直すバリエーショントレーニングを紹介します。

1)レールターン(緩斜面)

滑走する前にレールターン(角付け)のイメージをシミュレーション

右ターン:右内足親指を反り上げる内反操作、左外足小指を反り上げる外反操作

*重心が右に傾くことで角付けが出来る

左ターン:左内足親指を反り上げる内反操作、右外足小指を反り上げる外反操作

*重心が左に傾くことで角付けが出来る

イメージが出来たところで滑ってみましょう

・両スキーの役目や荷重配分を知るためにスタンスは少し広めの腰幅

・足裏操作によりスキーの角付けからターンが始まる連続ターン

・外スキー主体の荷重と内足裏主体のスキー操作

・目線の方向はスキートップ方向と正対

・スキーのサイドカーブとスキーの撓みで曲げられる意識(スキーを動かさない)

・ある程度スピードが出ると外力が得られ傾きが生じる

・外力とバランスをとるため、外脚は伸展し内脚は柔軟に使う

*スキーの性能と特性でターンさせられる感じを掴んで欲しいバリトレです。

2)しの字で山周り(中斜面)

・内脚と外脚の運動の違いを明確にするため少し広めの腰幅

・運動の要領はレールターンと同じ

・10m程直滑降からしの字ターン(左右交互に):両スキーのトップから始動

内脚の屈曲メインの運動と外スキーの伸展、山に切りあがり止まるまで

*かなりの外力とエッジグリップにより外スキーに大きな抵抗を受け山側に傾く

内脚と内股関節を柔軟に使い斜面の高低差を感じ取ることも上達に繋がります。

3)切り替え長くロングターン(中斜面)

ズレた局面を考えてみると、ターンの始動期にテール振り込んでしまい、

結果ズレた谷周りからターンしているように思われます。

・切り替えの局面でスキー3本分の斜滑を取ることでトップが谷へ落ち始めるのを待つ

・斜滑の局面では外スキーの上に重心を移動するとより早くトップが落ちる

*斜滑降の切り替え局面では外スキーに荷重することで、スキー性能からターンの始動が始まるので、

スキーを動かすズラす意識をしないことが重要です。

『大回りズレズレターンを克服』を克服出来ることで、

スキーの走りや安定性直進性を感じ取れ、ターン全体のバランスが良くなります。

ロングターンの上達にはズレないレールターンの習得は必須になります。

出来るまで何回も何回も復習して上達に繋げていただきたいと思います。

次回は、『Lesson.8  踏みかえ切り替えを克服』です。

お楽しみに(^^♪