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12月 13

『中々直らないスキーの欠点克服スキー塾!Lesson.5 シェーレンを克服!?』

今朝もこつこつと、

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寒くなかったので楽々ストレッチで気持ち良く(^^♪

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やる気が出る朝陽、今日も得した気分

明日は、ホームのハンターへ!

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でも、現地までは一人、寂しい限りでございます(*´Д`)

今話題の『ステルステック』届きました!

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早速、明日ハンターで試してみます(‘ω’)ノ

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こんなちっぽけで効果あるのか??

ようこそ!! COMPE 104 おやじのブログへ。

第五回目のLessonは『シェーレンを克服』です。

両スキーを同調及び内脚を効率よく滑ることが出来ず、シェーレンで滑っている方を見かけます。

推進するスキー、高い操作性を習得するにはシェーレンを直さなければなりません。

シェーレンとは

外スキーに対して内スキーのトップがV字に開いてしまうスタンスで滑ること、

転倒や怪我に繋がり、安定性のない滑走がシェーレンです。

このシェーレンも、今現在のカービングスキーの特性を引き出せないので、

上達を目指すスキーヤーは絶対に克服しないといけません。

シェーレンの原因は、

➀外スキーの荷重に対して内スキーの荷重が多いため、内スキーの回旋力が強い

②スキーの前後差が出てしまう為、外スキーは前荷重でスキーが撓まない、

反面、内スキーは踵荷重のためスキーが撓み回転力が出てしまう

③内スキーを使う意識が強い、内スキートップの外旋及び、内足裏の外反と足首による内反

シェーレンを克服して

カービングスキーの特性を引き出せるスキー技術と運動を身に付けましょう(^^♪

では、シェーレンを直すバリエーショントレーニングを紹介します。

1)ワイドスタンスでレールターン(緩斜面)

・外スキーと内スキーの真ん中に重心をイメージし、

推進するスキーに対して正対、両スキー同じ荷重分配で滑る

・スピードが増し外力を得られると外スキーの荷重が内スキーよりも増す

・両スキーがパラレルスタンスで保持されることを確認しながら滑る

・ターン中、平行スタンスが望ましいが、外スキーの回旋力が増し場合は幾分のハの字が現れる

*レールターンがきっちり出来ることが、左右の荷重バランスの習得と同時に、

ロングターンの全ての基本操作を習得できるので、しっかり練習してください。

2)両膝に両手挟んでレールターン(緩斜面)

・1)のレールターンの要領で、両ひざに両手拳を挟んで滑る

・両手拳が挟んで滑れることでスキーの前後差を克服できる

・両足裏とも踏みつけラインを意識、外足は内踝を中心とした踏みつけライン、

内足は小指球を中心とした踏みつけラインを意識する

・両手の握り拳が両膝から外れてしまった原因は、前後差が出てしまったか?

もしくは、内スキーの回旋が強いことが原因

・*注意したいことは、ポジションが下がり目線も下がり気味なので、

足首を緊張させタングに密着させて後傾ポジションにならないこと

3)両足裏を使った同調運動をシミュレーション(素足になって立ってください)

➀右ターン:足裏から動かした両足同調操作

・右内足の外旋(親指を反り上げる)と内反(足裏に対して脛が内側に)

左外足の内旋(小指を反り上げる)と外反(足裏に対して脛が外側に)に動かすと、体の軸は右側に傾く

②左ターン:足裏から動かした両足同調操作

・左内足の外旋(親指を反り上げる)と内反(足裏に対して脛が内側に)

右外足の内旋(小指を反り上げる)と外反(足裏に対して脛が外側に)に動かすと、体の軸は左側に傾く

*➀と②の足裏を使った同調運動をターン中に使うことで、この運動がスキー操作の基盤となり

、シェーレンが克服出来るだけではなく全てのスキー操作の根幹となります。

ターン中に外スキーが内スキーより軽くなることは絶対に有りません。

外スキーに重みを乗せて、内側に倒れるのは外力とのバランスです。

今回も、3つのバリエーショントレーニングを実践し、『シェーレン』を克服してください。

次回は、『Lesson.6 山に残る切り替えと上抜けを克服』です。

お楽しみに(^^♪