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12月 06

『中々直らないスキーの欠点克服スキー塾!Lesson.2 内向き・内倒を克服!?』

今朝は暖かったのか?

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ラスカ運動公園からは幻想的な景色!

寒気は午後からかな?

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丸沼はこんな感じだけど,ハンターはどうかな?

今晩の降雪に期待して、

明日はどちらかのゲレンデに出没予定です(‘ω’)ノ

ようこそ!! COMPE 104 おやじのブログへ。

第二回目のLessonは内向き・内倒を克服です。

外スキーに乗ることが安定性・直進性・ターンコントロールに必要不可欠です。

しかし、内向きや内倒が強すぎると外スキーには乗ることはできません。

数年前の内主導時代の名残が体に染みつき、幾分内向きの方が見かけます。

また、カービング病と言われる内倒滑りでコントロールできずに滑っている方も良く見かけます。

内向きや内倒を克服して、

安定した滑走とスピードコントロールできる外スキー荷重を身に付けましょう。

内向きと内倒とは?

内向きとは、上半身(腰・胸・腕・目線)がターン軌道に対してフォールライン方向を向くこと

内倒とは、ターン軌道の内側に傾いた下半身と同じ角度に上半身が傾くことです。

内向きや内倒をしてしまうと外スキーに荷重できないかをシミュレーション!

・内向き:両足を腰幅に開き両足が同じ重み、両手を開いて立ち、右ターンを想定して右に向くと、

右足(内脚)に重みが増し左足(外脚)は軽くなる、これは外脚が踏めない原因

・内倒:両足を腰幅に開き両足が同じ重み、両手を開いて立ち、右ターンを想定して右に傾くと、

右足(内脚)に重みが増し左足(外脚)はリフトする、これも外脚が踏めない大きな原因です。

*一度実践してください。

では、内向きや内倒直すバリエーショントレーニングを紹介します。

1)内向きを直す、指さしロングターン(中斜面)

・外手は外腰に、内手はスキートップ方向を指さしながらターン

・切り替えは、両手を両スキーに合わせて前に、そして直ぐ入れ替える

*ポイントは、指さす手は肩の高さほどに

2)内向きを直す、両手前ロングターン(中斜面)

・両スキーの上に両手を合わせて、高さは肩の位置ほどに

・右ターンフォールラインから左手先方向に目線を、そして次のフォールラインまで

・左ターンフォールラインから右手先方向に目線を、そして次のフォールラインまで

*ポイントは両手内に目線があり、切り替えで目線が変わらないことが重要

*目線は常に

両スキー両手のトップ方向から出ないよう強制することで内向きが克服でき外スキーに乗れる。

3)内倒を直す、身体の前に持ったストックを水平面に合わせてロングターン(中斜面)

・ストックを水平面に合わせることで肩・目線が傾きません

・傾かないことで外スキーにしっかり乗ることが可能になります。

*ポイントは外力が強くなることで外手は上に内手が下がりやすくなるので要注意

4)内倒を直す、両腕を開いて山周りは斜面に合わせてロングターン(中斜面)

・谷周りからフォールラインは水平面を意識

・フォールラインから徐々に両腕を斜度に合わせて切り替え

*両腕を斜面に合わせることで内倒克服、同時に切り替えの準備、重心移動も可能になる

5)内向き内倒を直す、ストックを突く方向に目線を向けてショートターン(中・急斜面)

・ストックを突く外方向を意識すると上体の垂直が保持でき内倒うしない

・ストックを突く外方向を意識するとフォールラインをキープでき内向きしない

・ストックを突く外方向を意識すると上体と脚の逆捻りが出て外スキーに乗りやすい

手や腕、そして肩や目線をスキーのトップ方向に合わせること、

また、水平面を意識して滑ことで克服できるようです。

是非、この5つのバリエーショントレーニングを試してみてください。

次回は、『Lesson.3 外傾・外向過多を克服』です。

お楽しみに(^^♪