«

»

11月 12

『上級スキーヤーを目指せ! Lesson.4 運動の流れ?!』

今朝の桜川市は霧の中!

20161112_061505

頭上は薄日が差すものの?

20161112_062056

ストレッチをしてる間にみるみる北から霧が取れ始めて

20161112_06354720161112_064015

刻々と変わる様が幻想的な朝でしたね

20161112_06321520161112_063209

パロラマでも撮って観ました(^^♪

20161112_063844

よかったらクリックして観てください( 一一)

ようこそ!! COMPE 104 おやじのブログへ。

今日は『Lesson.4 運動の流れ?!』です。

スキー運動要素には抵抗(外力)があり、外力と内力の引き合いで調和されターン運動になっています。

どちらが強すぎても流れあるターンは生まれません。
流れのある運動を習得する為にレッスンをご紹介します。

1)大回り2段エッジング→外側に動かせる柔軟なポジションと運動の流れ
大回りで滑りながら、一つのターンのなかで2回両スキーを身体に対して外側に向けて動かします。

止まってしまい易い身体とスキー板の動きを、常に動かせる状態にキープすることが可能になり、

それが滑り全体をとおした流れのある運動に繋がっていきます。

ズレを的確にコントロールする足場作りの効果もあるバリエーションです。
*注意点は
動かしやすい外スキーだけでなく、内スキーも同調させることです。

その為には内スキーを意識し、外スキーに内スキーを同調させ脚部を柔軟に動かす意識が必要です。

2)大回り・上下動を意識して→ターンコントロールと動きの流れつくり
エッジング中に姿勢を低く、切り替えで高くなる上下動の動きを意識的に大きく利用して滑るバリトレです。

上下動を使うことで、スキー板を動かして行うエッジングの強さをターン弧に合わせて調整すること、

そしてターンから抜け出してスキー板と身体の位置を入れ替える

切り替えの動きの大きさやタイミングを、確実なものにすることが出来る。
*注意点は
膝を中心に曲げ伸ばしして上下動するのではなく、外に向けてスキー板を動かした分、身体の位置が低くなり、

スキー板が戻ってきた分、身体の位置が高くなる感覚を大切にして下さい。

例えば、プルークボーゲンの舵取り中はスタンスが広がることでポジションが下がり、

切り替えでスタンスが狭くなることでポジションが戻され高くなります。

この動き,この流れが上下動に繋がることを理解してください。

3)S字をイメージした目線→切り替えのタイミングでは絶対に変えない

ターンスピードやターンの深さ、斜度や雪面状況により

ターン中の目線の方向は幾分変わってきます。

しかし、切り替え時の目線を変えてしまうことでS字ターンの流れが途切れてしまうので、

エッジや体が入れ替わっても、目線の方向は変わりません。

目線をターンスピードやターン弧に合わせて切り替えることで、

スムーズで運動の流れが途切れないS字ターンが可能になります。

スキー運動は動き続けることでスムーズなターンが生まれ、

外力と内力のバランスによりスキー運動はより正確なものになります。

次回は『Lesson.5 ターン前半からきれいな孤を描く、基本ポジショニング』です。お楽しみに。