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9月 06

『リードし過ぎない目線!?』

5時過ぎの大和ゲレンデの気温は24度、ちょっとムシムシでしたね。

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それでも、2時間半タップリ滑ることが出来ました♪

ようこそ!! COMPE 104 おやじのブログヘ。

今日のテーマは『目線』

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スキーの落下を止めない、スムーズな切り替えのための目線です。

目線は上体のリードをする重要なパーツであり、

下肢に大きな影響与える重要な役割を果たしています。

例えば、

1)目線がフォールラインを意識し過ぎると!

①外脚は伸展しやすく上体は落下しやすい。

②外脚との距離が離れ切り替え時の捉えが遅くなる。

③体が内向きに捻じれてダイレフトに力が伝わらない。

④重心が内脚寄り、外力とのバランスが取りずらい。

⑤内股関節が使い易く、内傾角が強くでる。

2)目線が外向きを意識し過ぎると!

①外脚との距離が近くなり捉えは早くなる。

②ズレが生じ角が立たず落下しずらい。

③体が外向きに捻じれて、内脚が使えず外脚1本で滑る。

④重心が外脚寄り外力を引き出すことが出来ない。

なので、

3)目線はターン軌道と落下方向に対して正対がベスト!

ターンは左右どちらかに舵を取っています。

では、切り替えから右ターンをイメージしてください。

上体はフォールライン方向に落下をし続ける中で、

スキーの向き・TRISの向きに目線を合わせると外向きになることを理解してください。

ターン軌道と落下方向に対して正対ということは、

スピードや回転弧によるので定義付けは出来ませんが、

右ターンの場合は、スキーやTRISの少し内側、程よい内側です。

この程よい内向き(切り替え~舵取り中盤)は、

①脚の伸展がしやすく落下を止めない。

②外脚の捉えが早く推進力をUPさせる。

③スキー・TRISの真上に立てることが出来、力のパワーロスが少ない。

④左右脚の中心に近く、左右の脚が使い易い。

⑤内股関節が使い易く、深い内傾軸が現れる。

*目線に合わせて、肩・胸・腰・膝が平面に使えることが重要です。

フォールライン過ぎから切り替え曲面までは、

4)推進する方向と落下方向に対して正対がベスト!

右ターンの山周りを意識してください。

正対してしまうと、

スキーの向き・TRISの向きに目線を合わせると内向きになることを理解してください。

山に切りあがり、内脚に重心が残ってしまうと切り替えがスムーズにできない。

では、スムーズに切り替えが出来る目線とは、

スキーやTRISの推進方向より少し外側、程よい外側です。

この程良い外側(フォールライン過ぎから切り替え曲面)は、

①程よい外向きになることで上体をフォールラインに落としやすくなる。

②落としやすくなることでエッジを外しやすくなる。

③エッジを外しやすくなったことで推進力に繋げることが可能。

*程よく上体がリードして下肢が動く・付いていくことでスムーズな切り替えが可能になる。

スキーの落下を止めない、スムーズな切り替えのキーポイントは目線にあります。

『目線の切り替えはフォールラインにあり』

自分は、目線の切替をフォールラインのタイミングで変えています。

例えば、

右ターンフォールライン(最大傾斜線)時、次の左ターンフォールライン方向に目線を変えます。

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左ターンフォールライン(最大傾斜線)時、次の右ターンフォールライン方向に目線を変えます。

右ターンフォールラインから左ターンフォールラインまで目線を変えません。

左ターンフォールラインから右ターンフォールラインまで目線を変えません。

S字ターン(特に切り替え曲面)で目線を安定させたことで、

下肢の動きが明確にそしてスムーズに動くことが可能になります。

なので、

山周りは程よい外向き、谷周りは程よい内向きになります。

目線ひとつで安定性や下肢の動きが変わってきます。

表現が不十分なので分かりづらいと思いますが、

どうぞ、一度お試しください。

明日の朝トレTRISも頑張るぞ~~♪

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綺麗な花も咲いています。

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STRISオフトレに興味のある方はご一報くださいませ~。

お問い合わせはTEL:0296-75-1044 compe104@snow2.net 市村まで